パーソナルカラー診断のこと
◆パーソナルカラー診断の歴史
パーソナルカラー診断は、アメリカで生まれた、れっきとした学問です。
1928年に発見された「配色調和・不調和の原理」を元に「ブルーベース・イエローベース カラーシステム」が作られ、その後、進化した形で「パーソナルカラーシステム」が完成されました。
1960年のケネディVSニクソン大統領選挙戦では、劣勢だったケネディ氏は、パーソナルカラーを戦略に使って勝利した、と言われており、それ以降、政治・ビジネスの世界で”カラー戦略”が一般的に使われるようになりました。
フィギュアスケート界においては、荒川静香さんやキムヨナさんは、上手にご自身のパーソナルカラーやスタイルを取り入れているように見えました。
金メダル獲得の裏には、カラーのチカラもあったのではないかな、と個人的には感じています。
最近では、羽生結弦さんが、いつもお似合いになる色の衣装を着ていますね。スケートの美しさだけでなく、カラーの観点からも、とても美しいオーラを放っています。
◆パーソナルカラーとは
パーソナルカラーとは、あなたの肌・髪・瞳・唇の色といった
外見的要素と似合う色(似合う色たち)のことを言います。
パーソナルカラーは、直訳すると、『個性の色』です。
個性とは言い方を変えると、『魅力』です。
つまり、外見を美しく魅せてくれるためにサポートをしてくれる色です。
◆パーソナルカラー診断の本質
色の世界には、『色彩調和論』という理論があります。これは、
人が絵画や風景などの何かを見て、
「美しいな~」「ステキだな~」「イイカンジだな~」
と思う色の組み合わせ(配色)には、一定のルールが存在している
というものです。
『黄金比』で得られる感覚と似たようなものですね。
パーソナルカラー診断は、その理論をベースに作られており、私たちも、その理論に則って、洋服やメイクの色を選んだり、配色をすることによって、
「美しい人だな~」「ステキな人だな~」「カンジがイイ人だな~」
と好印象を与えることができるのです。
色は組み合わせ次第で、表現がガラリと変わります。
美しく見えたり、その人らしい表現ができていたり、好感をもたれるかどうかは、配色で決まるのです。
◆パーソナルカラー診断は、『似合う色たち』が分かる
パーソナルカラー診断は、「あなたにお似合いになる色は、赤です」という風に似合う色を狭めて、限定するものではなく、
「あなたは、優しさを感じる色たちがお似合いになりますね」
「あなたは、落ち着きのある色たちがお似合いになりますね」
「あなたは、鮮やかな色たちがお似合いになりますね」
というように、似合う色・単色ではなく、似合う色たち(グループ)が分かって、色の世界を広げるものです。
「赤は赤でも、あなたにお似合いになる赤を探しましょう」
という診断ですので、バリエーションが増えて、毎日の洋服選びが楽しくなります。
◆似合うメイクカラーも分かる
意外とご存知のない方が多いので、あえて記載しますが、似合う色が分かる、ということは、似合うメイクカラーも分かるということです^^
メイクカラーこそ『似合う色』が大事です。
トップスに着る服以上に大切で、印象が大きく変わりますよ。
◆円滑なコミュニケーションへの”架け橋”にもなる
似合う色の服を着るこは、第一印象や好感度が、格段にUPします。
明るい印象、ステキな印象を与えることによって、親近感や清潔感を持ってもらうことができるのです。
これは、営業や講師の方や、面接、商談、交渉などの第一印象が大切なビジネスシーンや、お見合いなどにおいても、とても有効です。
◆パーソナルカラーの見つけ方
パーソナルカラーは、あなたが生まれ持った肌・髪・瞳・唇の色といった外見的要素の”色味”と、その人の印象から見つけていきます。
色味というのは、色の濃淡や色合いのことを言います。例えば、真珠。真珠は真珠でも、黄色っぽい真珠があれば、青白っぽい真珠もあります。
私たちの肌にも、黄色っぽい肌、青色っぽい肌、といった色味があります。
◆パーソナルカラーは、
四季になぞらえて4つのグループ分けをしています。
【スプリングタイプの人の特徴】
・肌は、イエローベージュ、ブライトベージュ、明るいオークル系
・血色が良い
・肌に繊細さがある
・瞳は明るい茶色やビー玉のような透明感がある
・瞳の輝きも比較的多い
などが挙げられます。
似合う色たちのカラーサンプル
春の陽射しのもとで、カラフルに咲き誇る花や、
若葉が香る、清々しい新緑のグリーンを連想させる色たち。
温かみがある、楽しくて明るい、
いわゆるビタミンカラーが似合うグループです。
・有名人例
米倉涼子さん、藤原紀香さん、観月ありささん、浜崎あゆみさん、上戸彩さん、長澤まさみさん、深田恭子さん、SHIHOさん、小泉今日子さん、松田聖子さん、大竹しのぶさん、久本雅美さん、浅田美代子さん、瀬川瑛子さん、キャメロン・ディアスさん、手越祐也さん、岡田将生さん、櫻井翔さん、岩田剛典さん、香取慎吾さん、つるの剛士さん、上地雄輔さん、浜田雅功さん、所ジョージさん、古舘伊知郎さん
詳しくは下記のブログ記事をご覧くださいませ。
『スプリングタイプの人の特徴』
→ http://ameblo.jp/miho-i-hikari/entry-11997624042.html
【オータムタイプの人の特徴】
・肌はゴールドベージュ、オレンジベージュ、オークル系
・皮膚に厚みがあり、血色があまりよくない
・肌がしっとりと美しい
・瞳は、緑がかった茶色~焦げ茶
・目元は比較的穏やか
などが挙げられます。
似合う色たちのカラーサンプル
紅葉や枯葉、柿や栗、萩といった
日本の秋の自然界にあふれる豊かな色を連想させる色たち。
春の色を少しくすませたような、
全体的に落ち着いたアースカラーや
ゴールドが含まれた色合いが似合うグループです。
・有名人例
篠原涼子さん、香里奈さん、優香さん、北川景子さん、上野樹里さん、相武紗季さん、安室奈美恵さん、長谷川潤さん、神田うのさん、真矢みきさん、木村拓哉さん、山下智久さん、生田斗真さん、大野智さん、斎藤工さん、松坂桃李さん、江口洋介さん、高橋克典さん、佐藤浩市さん、ジョニー・デップさん
詳しくは下記のブログ記事をご覧くださいませ。
『オータムタイプの人の特徴』
→ http://ameblo.jp/miho-i-hikari/entry-11994145330.html
【サマータイプの人の特徴】
・肌はローズベージュ、ピンクオークル系
・皮膚が薄く繊細で、毛細血管が見えやすい
・日焼けをしたら赤くなりやすい
・暖房の効いた部屋は、顔がほてりやすい
・瞳は焦げ茶~やわらかな黒
・目元が比較的優しい
などが挙げられます。
※日に焼けると黒くなるタイプの人もいます。
似合う色たちのカラーサンプル
太陽の光が反射すると、街並みが白く見える感じや、
6月に美しく咲くアジサイの花、
雨で景色が霞む感じを連想させる色たち。
パステルカラーなどの淡い色や、
グレイッシュな優しい色合いが似合うグループ。
・有名人例
松嶋菜々子さん、広末涼子さん、綾瀬はるかさん、蒼井優さん、檀れいさん、壇蜜さん、石田ゆり子さん、岡江久美子さん、吉永小百合さん、福山雅治さん、向井理さん、小栗旬さん、二宮和也さん、草彅剛さん、綾野剛さん、高橋一生さん、藤木直人さん、中井貴一さん、石田純一さん、明石家さんまさん、トム・クルーズさん
詳しくは下記のブログ記事をご覧くださいませ。
『サマータイプの人の特徴』
→ http://ameblo.jp/miho-i-hikari/entry-11994144500.html
【ウィンタータイプの人の特徴】
・肌はピンクオークル系
・皮膚に厚みがあって、血色はあまり良くない
・陶器のようにツルンとした肌
・目ヂカラがある
・瞳は黒く、輝きがある
・艶のある黒髪
・メリハリのある顔立ち
などが挙げられます。
似合う色たちのカラーサンプル
冬の夜の煌びやかなネオンの色や
スキー場で見られるコントラストのハッキリした風景を
連想させる色たち。
白・黒・グレーといった無彩色、ビビッドな色や
白い絵の具に一滴だけ色を落としたような薄い色が
似合うグループです。
・有名人例
小雪さん、中谷美紀さん、柴咲コウさん、仲間由紀恵さん、松雪泰子さん、夏目三久さん、菊川怜さん、黒木瞳さん、大地真央さん、桃井かおりさん、安藤優子さん、和田アキ子さん、マドンナさん、オードリー・ヘップバーンさん、松田翔太さん、松本潤さん、稲垣吾郎さん、阿部寛さん、イチローさん、加藤浩次さん、有田哲平さん、本木雅弘さん、渡辺謙さん、陣内孝則さん
詳しくは下記のブログ記事をご覧くださいませ。
『ウィンタータイプの人の特徴』
→ http://ameblo.jp/miho-i-hikari/entry-11994146047.html
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